ミートパッキングにオープンしたイタリアンレストラン。レストランの名前「スカルペッタ」とは、イタリア語で小さい靴、または、スープの最後の一滴を平らげるためのパンのこと。「お客さまがお皿にのった全ての食べ物を何一つ残さず食べたくなる程の美味しい料理を提供したい」というオーナーシェフ、スコット・コナント氏の意気込みが込められている。
レストランのコンセプトは、コンテンポラリーでアーバンなミラノとラスティックなトスカニー地方を融合させた空間。レストランに入ると、まず目に入るのが、フランスから輸入された100年以上も前に作られた背の高いバーカウンター。天井の高さとマッチし、店内全体を見下ろしているように感じられる。バーの横には木目調の暖かい壁に囲まれたダイニングスペース。レストランの奥のメインダイニングルームにはブースもあり、ゆったりと気兼ねなく食事を楽しむ事ができる。
スコット氏の創り出す料理は、イタリアの南北両方の特徴を取り入れながら旬の素材を活かしたシンプルでクリーンなもの。彼が立ち上げたミッドタウンのイタリアンレストラン「アルト」や「リンペロ」時代の客も彼の味を求めてダウンタウンまではるばる足を運ぶ。スコットファン待望のこのレストランは、オープンしてまだ間もないが、すでに3週間前の予約を勧める程の人気のスポットだ。
Scarpetta
355 West 14th Street New York, NY 10014
Phone: 212-691-0555
www.scarpettanyc.com
