復活した老舗の日本食レストラン「Take Sushi」

2月3日にミッドタウン・イーストに復活した「竹寿司」。同店の歴史は古く、1975年、ニューヨークにおける寿司の専門店の第一号として、48丁目のマディソン・アベニューと五番街の間に開店した。

その後、パークアベニューに移転して、81年から96年まで営業。21年の歴史に1度はピリオドを打ったが、オーナーの川田さんが同店の復活を決意。それに伴って竹寿司の栄光を築き上げてきた板前OB陣が再び集結することとなった。

メニューはお寿司中心。ネタも新鮮且つとてもリーズナブルなお値段。それもそのはず。川田さんは鮮魚輸入業、卸売業も営んでいる魚のプロ。ブロンクスの魚市場にもまだ出荷されていない、まさに捕れたての新鮮な魚介類が、お店に運ばれてくるというのだから、その鮮度の高さは申し分ない。

寿司以外にも一品料理、会席料理のコースメニューもあり。また「ランチはお手頃価格で美味しいものをお客様にご提供する」をモットーに串揚げ定食、日替わり会席、10種類以上の野菜を煮込んで作ったカレーもメニューに並ぶ。ちなみに今1番人気のランチメニューは「海鮮丼」。マグロ、ヒラメ、雲丹がたっぷりとご飯の上に載って、驚きの$9.50。更に豪勢な事に、ご飯の間にもマグロが敷き詰められている。

お客様の為に美味しい料理を提供しながら、ニューヨークで日本人が築き上げてきたお寿司の文化を若い世代に継承していきたいと語る川田さん。この街の日本食文化を作り上げてきた仲間と共に、竹寿司がまたここに復活した。

 


Cascabel Taqueria

1026 2nd Ave.,
New York, NY 10022
Phone : 212-355-3557