「シェフズ・カウンター」で味とパフォーマンスを堪能

 

チェルシーにオープンしたコンテンポラリーな地中海料理レストランの「Aldea」。ニューヨーク、フランス、スペインで修行を積んできたシェフ、ジョージ・メンデス氏がオープンしたレストラン。

海、川、木、石、空といった「自然」を取り込んだコンセプトで、青く塗られた壁、白い椅子、木のテーブルが用いられている。また、入り口のガラスドアには 細めの白いストライプが描かれており、一瞬水のカーテンのようにも見える。バーエリアは天井まで吹き抜けになっており、オープンな空間作りの工夫がこらさ れている。

Aldeaの料理は、シェフの出身地ポルトガル、そしてスペインやフランスのエッセンスを踏まえた地中海料理。メニューは旬の食材を活かしたものばかりなので、「本日のスペシャルメニュー」は存在せず、1週間に2、3度メニューが変わる。

メンデス氏のこだわりは、料理だけではなくお客様がレストランでの「体験」を楽しめるという演出にも見られる。ダイニングエリアの一番奥に、寿司カウンターのような、「シェフズ・カウンター」を設置。キッチンの中の様子を見ながら食事ができるのだ。

「お客様とのやり取りを楽しみたいんです」と語るメンデス氏。調理の最中にお客様からの質問を受けることもある。

普段垣間みることのない、シェフとスタッフのアクションを楽しみながら、ファインダイニングの食事をカジュアルな雰囲気の中で楽しめるレストランの登場だ。

 


Aldea

31 West 17th Street,
New York, NY 10011
Phone : 212-675-7223
www.aldearestaurant.com