サックサク!話題の韓国風フライドチキンがミッドタウンに登場!「BonChon Chicken」

アメリカでは、手羽先料理の「チキンウイング」は人気の一品。特に酸味の聞いたスパイシーソースの「バッファロー・ウイング」はニューヨークのバッファローが発祥の地というだけあって、ニューヨークのバーでは定番だ。スポーツバーでのビールのお供に、また宅配ピザと一緒に、などと様々な場面で登場する。そんなチキン好きの多いニューヨークに、韓国系フライドチキンの店「BonChon Chicken」がオープンした。

アメリカ国内では東海岸を拠点に急速に広がりを見せ、近年最も急成長している韓国産チキンブランドに選ばれた著名店。元々韓国ではケンタッキーフライドチキンより有名といっても過言ではない人気ぶりを持つこの店が海外進出を試みたきっかけは、ずばり「味に自信がある」から。チキン業界のマクドナルドを目指している。

店内は赤と白を基調とし、モダンデザインのお洒落な雰囲気。広々とした店内にはバーカウンターとテーブル席があり、昼間はセルフサービスなので、カウンターで注文。ディナータイムには、ウエイトスタッフが入り、ゆっくりとお酒と共にチキンを味わう事ができる。

この店のフライドチキン最大の特徴は、じっくり時間をかけて2度揚げすること。この調理法によって衣はサクサクで中の肉はジュージーに仕上がる。そして、冷めても味が変わらないので、持ち寄りのパーティー等は最適。冷凍肉は一切使用せず、調理はオーダーが入ってからという徹底したこだわりがその味を創り出している。

気になる味付けは、醤油ガーリックソースベースで、辛さも2種類から選ぶシンプルなもの。サイドメニューとして、ごはんやフライドポテトが選べるほか、ニューヨーク店オリジナルの豆腐サラダやトルティーヤで牛肉を包んだブルゴギ・タコスなど、とてもユニークな品目を揃える。

「やはりこの街では、アメリカ人のお客をターゲットにしたメニューも必要。チキンのメニューは韓国と同じですが、その他のメニューの追加は必須だと感じています」と語るマネージャーのレイモンドさん。

今後は、さらに4店舗をアメリカ国内に展開させる予定で、その勢いは留まりそうにない。韓国人客のみならず、 既にアメリカ人も大勢訪れ、この新しいフライドチキンに舌鼓を打っている。

Text by Rika Yazu

 


BonChon Chicken

207 W 38th St,
New York NY 10018
Tel : 212-221-3339

www.bonchon.com/eng/