日本食魂!メニューにジャパニーズ・ソウルフードがイーストビレッジに登場。「一番亭」

日本の定番家庭料理を「Japanese Soul Food」と銘打ち、日本人に馴染みの深い家庭料理、そして日本人なら誰もが愛するファーストフード、たこ焼き、たい焼を提供する一番亭が、イーストビレッジにオープンした。

店内は、ビビッドな赤と黄色で統一されカウンター席とテーブル席が用意されており、1人でも気軽に店内で食事ができる。カウンターでオーダーして支払うファーストフード形式。オーダーした料理が出てきたら自分でカウンターまで取りに行くスタイルだ。テイクアウトのオーダーもその場で可能。

オーナーの荒木さんは、ニューヨークに来て3年半。この街で日本食といえば「寿司」というイメージが強いが、まだまだアメリカ人に知られていない日本食を紹介したいという想いからレストランをオープンさせることとなった。

「作り置きはせず、すべてオーダーが入ってから料理を作り始めます」語る荒木さん。食材にこだわり、美味しい料理をリーズナブルなお値段で提供したいという信条から、ソース類もすべて手作り。

メニューアイテムはそれほど多くないが、から揚げ、カツ、メンチカツ、焼肉と日本人が見ると思わずどれも食べてみたくなる魅力的なものばかり。その中でも自慢の1品は、チキン南蛮。しっかりと味付けのされた柔らかジューシーなトリの胸肉を揚げたものに、ちょっと酸味のきいたタルタルソースがかかっている。赤いどんぶりに盛られた炊き立てのご飯は、こだわりのコシヒカリ。

また、アメリカ国内で人気の「和州牛」のステーキーもあり、芳醇な味わいのお肉がサイズも7オンス(約200グラム)、10オンス(300グラム)と選べて、気軽にいただけるというのも嬉しい。

印象的なのは、店の中心部には日本からわざわざ取り寄せたたこ焼き器とたい焼き器があり、日本を代表する2大ソウルフードが作られる様子を見ることが出来る。こちらも忙しい夕方の時間を除いては作り置きはしないという徹底ぶりだ。

来年の春には店先のサイドウォークにオープンカフェが登場する予定。 日本のビールを飲みながらたこ焼きを頬張るニューヨーカー達を垣間見ることも出来るだろう。日本のソウルフードがニューヨーカーのソウルフードになる日もそう遠くなさそうだ。

 

 


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