オリジナル・ユニーク・ソールフードを提供する話題の店!「FUNG TU」

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オープンから各メディアからの注目を集めているレストラン「Fung Tu」。ロウワー・イーストサイドとチャイナタウンの境界にオープンしたこのお店、店名となっている 「Fung Tu」には、「風」を意味する 「Fung」と「土」を意味する 「Tu”」からなり、ローカルフードや料理の味だけでなく、自らの慣れ親しんだ家庭の味とその土地の文化を融合させた料理を提供したいという思いが込められている。

店内に入ると、カクテルに使われるいろいろなビターやシロップが置いてあるバーカウンターがあり、その奥には、白を基調にしたシンプルなダイニングエリアが広がる。壁はワイン棚としても活用されており、フレンチビストロかイタリアンのトラットリアかと思わせる雰囲気でだれも、中華料理が食べられるお店とは想像しないであろう。この店で出される料理はチャイナタウンで食べられる大皿の中華料理では全くない。

オーナ・シェフのジョナサンナ・ウーは、大学生の時大学院への進学を考えていたが、自分のやりたいことはなにか?と考え、好きだった料理の道を選んだ。人気のフランス料理店「パー・セー」でも働き、彼の料理のベースはフランス料理であった。5年ほど前からプライベートシェフにも挑戦しいろんな可能性を模索してきた。その後ニューヨークではおなじみの「ポップアップ」という形式で間借りをした場所で自分の料理を提供。場所は何処であれ、自分の拘りの味を提供していた時「Fung Tu」開店のきっかけとなる将来のパートーナー、ウィルソン・タンにもそこで出会ったのだ。

このレストランのコンセプトは、「オリジナル」、「ユニーク」、「ソール・フード」という三本柱を基盤としている。両親は台湾と中国の出身。ジョナサンはアメリカで生まれた中国系アメリカ人。自らが食べ親しんできた中華料理と、自らが学んで来たフランス料理の味やテクニックを見事に融合させながら、個性と創造性に満ちた料理を提供している。

人気のメニューは「鴨肉の詰まった揚げ薫製デイツ(smoked-and-fried dates stuff with duck)」。中国ではデザートとして食されるデイツに鴨肉を詰めることで前菜メニューとして提供している。スモーキーな香りと塩味も適度にきいた鴨肉とデイツの甘さのバランスはとても絶妙。「オリジナルエッグロールバージョン2(Original Egg Roll Version 2)」は、パートナーのウィルソン氏が経営するチャイナタウンで今話題の飲茶スポットNom Wah Tea Parlorの人気メニューのエッグロールをバージョンアップさせた一品。2種類のオリーブを入れ中華料理では使用しない食材をうまく味のアクセントとして使っている。

世界中から人が集まってくるニューヨーク。祖国の味を尊重しながら新しいアイデアと創造性が詰まった料理がどんどん生まれ、それがニューヨークの味になっていく。今後益々このようなレストランは増えていくのではないだろうか?移民が多く移り住んだマンハッタンでは古い歴史を持つロウワー・イーストサイドに登場した今注目を集めるレストランだ。

FUNG TU
22 Orchard Street New York,NY 10002
Phone 212-219-8785
fungtu.com