マンハッタンのキップス・ベイに登場したインド料理「The Royal Munkey」

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19世紀、イギリス占領下にあったインドには、多くのイギリス人住み、ヨーロッパの文化とインドの文化が混ざりあった時代。その頃のイメージをモチーフにしたインド料理レストラン「The Royal Munkey」が、マンハッタンのキップス・ベイにオープンした。

イーストビレッジや、 マレー・ヒルに軒を連ねるいわゆる定番のインド料理レストランとの違いは、レストランに一歩足を踏み入れた瞬間に感じることができる。インド料理レストランに来たというよりも、美味しいお酒を頂きに、カクテル・バーにやって来たという感じだ。


バーテンダーは、インドの首相であるパンディット・ジャワハーラル・ネルーが着用して有名になった上着、ネルー・ジャケットを身に纏い、カウンターでお酒を楽しむお客様と会話をしながら、オリジナルカクテルを手際よく作っていく。同店では、お酒に力をいれており、オリジナルのクラフトカクテル、ワイン、ウィスキー、ラム、ヴォッカ、ジンと数多くの種類を取り揃えていえる。


また、他のインド料理と違うところは、メインコースのカレーを頼むと、一つのお皿に、ご飯、ナン、ミニ玉ねぎの酢漬け、カレーがのってくること。一人でも食べやすいし、 グループで行っても異なったカレーをオーダーすれば、シェアも可能。
カレーでおすすめなのは、インド料理レストランでは珍しい豚肉のカレー「Goan Pork Vindalu」。酸味のきいたピリ辛カレーの中に柔らかく煮込まれた豚肉がゴロゴロと入っている。定番の「Butter Chicken Tikka Masala」、こちらもタンドリーチキンがクリーミーなトマトソースとのしっかり絡み合あっている。どちらのカレーにもいえることだが、油控えめで食べやすい。
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ピリ辛のカレーを食べた後には甘い物が欲しくなる。さいの目切りされたマンゴがのったバニラアイスクリームはマンゴとアイスの冷たさがとてもリフレッシング。イギリスのスポーツクリケットのボールをイメージしたラム酒が入った丸いチョコレートケーキ。口の中にいれるとあまりにもしっとりしていて驚くが、その口当たりと濃厚なチョコレートの味は病みつきになる。

たまには違う雰囲気でインド料理を楽しむのもいいものだ。


The Royal Munkey
438 2nd Ave, New York, NY 10010
646-863-2249
http://www.royalmunkey.com