新しく生まれ変わったEssex Market

ニューヨークに世界中から集まる移民達が作り上げた街、ローワー・イーストサイドは、まさに人種のるつぼの発祥の地。このエリアで130年の歴史を持つ「Essex Market/エセックスマーケット」がこの度新しく生まれ変わり話題を呼んでいる。

そのマーケットの始まりは、1888年までさかのぼり、ローワー・イーストサイドに移り住んだ移民達が、食料品や日用雑貨をカートに乗せて、道端で販売をしていた。人口の増加、街も混み始め、道端での販売が混雑を招くことから、1940年に屋内のマーケットが作られた。

1970年代になると、一箇所で便利に買い物を済ませることのできるスーパーマーケットが登場し、エセックス・マーケットの利用者は少しづつ減少していったが、ニューヨーク市からの支援を受けながらマーケットは運営を続けた。

そして、2019年の5月に元の場所から南側に建設された新しいビルへ移動。マーケットには、八百屋、肉屋、魚屋等の食料品店が6店舗、チーズやコーヒー、花屋等の専門店が18店舗、ベーカリー、イタリア料理、タイ料理、モロッコ料理など多国籍な食べ物屋が12店舗出店している。

また、地下スペースも近日オープン予定とテナントの数は今よりも30店舗増える予定。どんなお店が登場するのか今から楽しみだ。

ドミニカ料理のお店
ドミニカ料理Dominican Cravingsの「Platos」
モロッコ料理 Zerzaのカリフラワーのグリル
Ni Japanese Deliのビーガン弁当

店内には200席もある中二階があり、1階で購入した食べ物の飲食スペースとして利用できる。とても明るく、広々としていて、ニューヨーカーや旅行者が多く利用している。

マンハッタンも家賃高騰により歴史ある老舗店が次々と閉店する中で、移民が作り上げてきたこの街の象徴でもあるエセックス・マーケットが営業を続けてくれるとは、ニューヨーカーにとってとても喜ばしいこと。地域密着型だからこそ、旅行者もニューヨークを感じることができる場所。是非一度足を運んで欲しいオススメの場所だ。


88 Essex Street
New York, NY 10002
https://www.essexmarket.nyc/