ついに登場!「Starbucks Reserve Roastery 」


マンハッタンでも至るところにあるスターバックス。そのスターバックスが展開する新しい形のコーヒー体験を提供する「Starbucks Reserve Roastery 」がチェルシーマーケットの南側にオープンした。

現在、シアトル、上海、ミランにオープンし4店舗目が ニューヨーク店となった。今後、東京とシカゴでもオープン予定となっている。アメリカのコーヒー文化のトレンドを作り上げたスターバックスが、 世界中から取り寄せた厳選された豆の焙煎から淹れ方にも拘り、究極のコーヒー体験ができる場所として創り出したのがこのStarbucks Reserve Roastery なのだ。

12月14日金曜日に、オープンしたニューヨーク店。重厚なドアを開けて入ると、コーヒーのいい香りと、今までのスターバックスとは全く違うコーヒーワールドが目の前に広がる。
あまりに広すぎて、お店をどう回っていいか戸惑うお客様も多いので、お店のいたるところに、お店についての説明をするスタッフ立っており全体の説明をしてくれる。又、各セクションにも担当スタッフが数名おり、メニューやオーダーの仕方を丁寧に教えてくれる。

とりあえずコーヒーやエスプレッソをマフィンやベイストリーなどと一緒にオーダーしたいという方は「Main Bar」へ。カウンターでメニューをオーダーし、名前を伝える(ここは通常のお店と同じ)。窓側の席には自由に座っていい。カウンター席が数席あるが、そこに座るとスタッフがオーダーを取ってくれる。名前を伝えるという所は通常のお店と同じだが、コーヒーメニューは全く違う。 エスプレッソ系の飲み物をオーダーしたら自分の好みで豆を選ぶことができる。また、ウィスキーの樽で寝かせたコールドブリュー、アフォガートなどもある。

空いてる席を探さずにゆっくりと席を確保してコーヒーを飲みたいという人には、半地下1「Experience Bar」がオススメ。こちらは、ウエイトスタッフが席に案内してくれる。コーヒーもゆったり楽しんでもらうエリアとして作られており、コーヒーの淹れ方もエスプレッソマシーンはもちろんのこと、サイフォン、ポワオーバーと 選ぶことができる。こちらでもベイストリーは販売している。

コーヒーもいいけど、ちょっと一杯お酒を飲みたいという人が足を運ぶのは中二階の「Arriviamo Bar」。ここには、ワインメニューに加えて、ミクソロジストがこのバーのために作ったカクテルメニューがある。

中でも「Black & White Manhattan」は、 カルパノビアンコベルモット、ベイゼルヘイデンバーボン、チナールアマーロのミックスを その場で挽いたスターバックスリーザーブコーヒにポアオーバーコーヒーを入れるかのようにドリッパーに注いでいく。コーヒーをくぐり抜けて出来上がった一杯は、お酒味を邪魔しないほんのりとコーヒーのいい香りがついている。まさにここでしか味わえないオリジナリティー溢れるマンハッタンだ。

マフィンはペストリー以外に食べられるのが、イタリアのベーカリー「Princi Bakery」のサンドイッチや、食べ物とコーヒーを同時にオーダーしたいという人は、コーヒーはメインバーでのピックアップになる。

お店の一番奥の中心部にあるのは、焙煎エリア。ここで毎日コーヒー豆が焙煎されている。店の中心にはどっしりと構えるサイロのようなものが豆の貯蔵庫があり、そこに貯められた豆は 、天井を走るコッパー色のパイプを通して各コーヒーバーに送られるのだ。

Starbucks Reserve Roastery では、飲食のみならずお買い物も楽しむことができる。ローストした新鮮な豆が測り売りされているので、豆のままでも購入できるし、挽いてもくれる。季節折々異なる種類の豆を購入することができる。


そして、商品販売コーナーでは、バーツールや、マグカップ。コーヒーに関するアイテムを取り揃えている。ニューヨーク店オリジナル商品もあるので、ニューヨーク土産も見つかるかもしれない。

最高の商品、カスタマーサービスを提供しようとしているStarbucks Reserve Roastery 。その意気込みが感じられるこの場所は、まさにコーヒーのワンダーランド!ニューヨーカーのみならず、世界中から訪れる観光客も必ず足を運ぶ場所になるだろう。


Starbucks Reserve Roastery
61 9th Ave, New York, NY
https://www.starbucksreserve.com/en-us