「MáLà Project」のドライポット麻辣香鍋

ここ数年ニューヨークで話題になっている、ニュージェネレーションのチャイニーズレストラン。その多くは、親の世代とは違い、アメリカで育ち、アメリカで教育を受けた若い世代の中国人レストランオーナーが経営している。

「MáLà Project 」もその話題のお店の一つ。2015年の冬にイーストビレッジにオープンし、その後4年連続でミシュラン「ビブグルマン」を獲得。数々のメディアに取り上げられ2018年にはミッドタウンに2号店をオープンした。

イーストビレッジでは良く見かける古いビルの一階にあるレストランで、店内も赤レンガむき出しの壁、 チャイナタウンにあるいかにもというチャイニーズレストランとは異なりカフェのようなおしゃれな空間。 客も20代の若いアジア系が半分、アジア系でない客が半分ぐらいだ。

このお店のいち押しメニューは、「DRY POT」。辛いもの好きにはたまらない「麻辣香鍋(マーラーシャングオ)」だ。この料理、 野菜や肉を唐辛子やスパイスを加えた辛い特製ダレで炒めたもの。

オーダーの仕方は、まず好みの辛さを選び、好きな具材、お肉 、野菜、魚介、等から選ぶ。それらがMáLà Project特製ダレで炒められ、ボールに入ってドンと出てくるのだ。ご飯はついてないので、別オーダー。 具材の量だが、2人でシェアする場合は8種類、2から4人の場合は8から12種類、4人以上ならば12種類以上の食材をオーダーするのがおすすめとされている。

特製ダレは中国料理には欠かせないスパイス「八角」がしっかり使われており、辛いものが好きな方、本場中国の味を好む方には病みつきになる味だ。


MáLà Project
122 1st Avenue, New York, NY 10009
212-353-8880
https://www.malaproject.nyc/