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NYにオープンする最新のレストラン

ジャン・ジョルジュが本格的和食レストランMATSUGENをオープン

ニューヨークの有名フレンチシェフ、ジャン・ジョルジュ。フレンチのみならず、コンテンポラリー・アメリカン料理を提供する「マーサー・キッチン」や、アジア料理の「スパイス・マーケット」と多国籍料理を幅広く手がける。そして、この度日本食レストラン「MATSUGEN」を6月12日にオープンした。

世界中に10店舗ものレストランを持つジョルジュ氏と日本に14軒のレストランを持つ松下3兄弟が強力タッグを組み実現したこの店舗は、麻布十番、恵比寿、そしてハワイに展開する松下氏のレストラン「松玄」とのコラボレーション。店内に入ると最初に目に入るのはゆったりとしたラウンジ。高い天井と壁一面の窓から差し込むやわらかい光が、白とベージュを基調にした、高級感溢れる空間にさわやかさを添えている。ラウンジとダイニングを繋ぐのは、ユニークな長いカウンターバーのようなコミューナル・テーブル。重々しい雰囲気はまったくなく、無機質でありながらもリラックスできる洗練された空間になっている。

実はこの店、8年越しの計画の末に実現された。8年前にジョルジュ氏の呼びかけで、店のオープンが一度は決まっていたが、同時多発テロの為、プロジェクトは一時中断、その後も物件の開拓が難航していた。どうしてもこの店舗を実現させたいジョルジュ氏が、自身が持っていたチャイニーズレストラン「66」の場所にオープンしてはとのアイデアを申し出たという。

メニューは幅広く、寿司から、天ぷら、しゃぶしゃぶ、それに釜飯まである。寿司は、日本から寿司職人を呼び寄せてオペレーションする。ネタにもこだわり、平目、縞鯵、穴子は日本から取り寄せている。手の込んだ釜飯はオーダーを受けてから、45分かかるので、ゆっくりと時間をかけて食事を楽しめる時には是非試したい。もちろん、自慢の蕎麦は絶品。 セイロで蕎麦の味をじっくり堪能するのもいいが、オススメは「Matsugen Soba」。日本で言うところのぶっかけ蕎麦で、おくら、みょうが、かつおぶし、納豆、きゅうり、トロロと卵の調和がたまらない。

マンハッタンの高級日本食レストランのメッカ、トライベッカに仲間入りした「MATSUGEN」。日本の味が恋しい日本人、そして日本食通のニューヨーカーの期待と注目を集める新しいレストランだ。

RESTAURANT INFORMATION
Matsugen
241 Church Street
Phone: 212-925-0202