• Facebook pecopeco!のグループに登録しよう!

自分らしく食を楽しむ生活を pecopeco! Deli

ライスプディングとはその名の通り、お米を使ったプディング!日本人には「お米の入ったプディング!?」と少し抵抗があるかもしれないが、食べてみると意外にも、なめらかなクリームの中に、お米のプチプチっとした食感がやみつきになる。中でも一押しなのがなんとライスプリン専門店、Rice to Riches!お米好きのオーナーが「色々なテイストが楽しめるライスプディング専門店をつくりたい!」と、この店をオープン。ヨーロッパの伝統的なライスプディングは、お米の食感がほとんど残っていないのに対して、ここのライスプディングは、あえてお米をつぶしすぎずに形を残しているのが特徴。まるでアイスクリーム屋のようなショーウインドウにはベーシックなバニラからチョコ、ユニークな物はラムレーズンと、バリエーション豊かなフレーバーが楽しめる。

Rice to riches
37 Spring St., New York, NY 10012
(PHONE) 212-274-0008 (WEB) http://www.ricetoriches.com

アメリカでは一般的に食べられているブレッドプディング。最近は日本でもパンプリンと呼ばれ、親しまれつつある。作り方は卵やミルクなどプディングの材料となる生地液にパンを浸して、蒸すだけととても簡単。しっとりとしたカスタードケーキのような食感が特徴的だ。高級フレンチレストランでの経験を持つシェフにより立ち上げられたブレッドプリンが有名なこの店、少し前まではデザートトラックという名前のベンダーで営業していたが、徐々にその美味しさが広まり、ついに念願の店舗出店となった。看板商品のWarm Chocolate Bread Puddingはまるで濃厚なチョコレートケーキのようにずっしりとした味わいで常連客が絶えない有名店だ。
Cathcart & Reddy
6 Clinton St., New York, NY 10002
(PHONE) 212-228-0701 (WEB) http://desserttruck.wordpress.com

ドーナッツプディングとはブレッドプディングの変化版。アメリカでは主にクリスピークリームのグレイズドドーナツを使い自宅で作られる事が多いので、あまり外では見かける事の無い一品だが、美味しいドーナッツプディングを食べる事ができると人気の店がこちら。アッパーイーストサイドにあるBaked by Butterfield。揚げない、焼きドーナッツ店として有名なこの店が提供している隠れ人気メニューだ。細切れになったドーナッツがカスタードに入っており、しっとりとした食感がとても味わい深い。バニラとシナモン香るドーナッツプリンは、温かいうちにホイップクリームを溶かして食べてもよし、冷蔵庫で冷やしてから食べてもまた絶品だ。
Baked by Butterfield
1102 Lexington Ave., New York, NY 10075
(PHONE) 212-988-0196 (WEB) http://www.bakedbybutterfield.com

ペーシックなプディングならイーストビレッジにあるこちらのお店をぜひ試して頂きたい。お店の名前が"Puddin NYC"とだけあって、完全にプリンだけを販売する専門店。「子供のおやつをちょっと高級かつオシャレに」がテーマのこちらの店が提供する口溶けなめらかなカスタードは日本人の口にもピッタリ。営業時間も平日は夜11時まで、週末は深夜1時までと仕事帰りや夜中にふらっと甘い物が食べたくなったときに最適。バリエーションやトッピングも様々で、何種類ものフレーバーがレイヤーになっているClio'sSignaturesが看板商品となっている。サイズもMini、Regular、Largeとあり、持ち帰りは可愛いカップ入りなので、お土産にもおすすめ。
Puddin NYC
102 Saint Marks Place, New York, NY 10009
(PHONE) 212-477-3537 (WEB) http://puddinnyc.com

カップケーキで有名なシュガースイートサンシャインからは、ニューヨークのプディング界で一番美味しいという声も多く聞かれるバナナプディング!こちらのプディングはお米でもパンでもなく、クッキーとバナナが使用されている。熟したバナナとNilla wafersのクッキー、そしてバニラカスタードが完璧なバランスで混ざり合い、まさに絶品。他のずっしりと甘いプディングとは異なり、バナナの果肉が入っている事で甘い物が苦手な方でも食べやすくなっている。このプディングのために店に通うファンも多いとか。
Sugar Sweet Sunshine
126 Rivington St New York, NY 10002
(PHONE)212-995-1960 (WEB) http://www.sugarsweetsunshine.com

タピオカ入りプリンはアメリカのスーパーではよく目にする定番プディング。普通のプディングやゼリーよりも食感があって、食べ応えがあることからアメリカのママたちは子供のおやつやお弁当と一緒に持たせることも多い。スーパーに置いてあるタピオカプディングといえばバニラ味が定番だが、やはりタピオカといえばココナッツ。ブルックリン、パークスロープにあるアーティストカフェ「MOB•USA」で食べられる"Coconut Tapioca Pudding"は、滑らかな食感のココナッツプディングの中にプチプチとしたタピオカがベストコンビネーション。バナナ、キウイ、クッキーのトッピングにより見た目も可愛い一品となっている。
M.O.B. USA
525 Atlantic Ave., Brooklyn, NY 11217
(PHONE) 718-797-2555 (WEB) http://www.mob-usa.com

ラテンアメリカやヨーロッパで16世紀頃から「フラン」という名前で親しまれていたデザートが、1960年代、日本に入ってきた際に「プリン」という名前で売り出されたことが日本における「プリン」の始まりだそう。 最後に、やっぱり日本人がイメージするあのプリンを食べたい!という方は、メキシコ料理屋など南米系のレストランでフランを注文することをおすすめする。たまご味のふわふわ生地の上に砂糖を焦がしたカラメルソースがかかった、あのほっとする味に出会う事ができる。

日本人がイメージする正真正銘プリン。アメリカではフランと呼ばれメキシコ料理屋などで食べる事ができる。ニューヨークで食べられるフランの中で特におすすめなのがMercadito CantinaのFlan de cajeta。たまご味のふわふわ生地の上には砂糖を焦がしたカラメルソースがかかっている。なめらかな口溶けがどこか懐かしい日本の家庭で作るようなプリンの味を思い出させてくれる。イーストビレッジとウエストビレッジにそれぞれ1店舗ずつお店があり、営業は夜からとなっている。
Mercadito Cantina
172 Avenue B, New York 10009
(PHONE) 212-388-1750 (WEB) http://www.mercaditorestaurants.com
(Text: Kimi Tsuchiya)