お昼はランチに、夜には1杯を！金融街に登場した昼夜楽しめるフードコート「Earl's Court」

世界経済の中心ウォールストリートに、ハイセンスかつ巨大なフードコート「Earl's Court」がオープン。プロデューサーは食品業界の重鎮、ロバート・アール氏。「Planet Hollywood」や「Hard Rock Cafe」を手がけた世界的に有名な実業家だ。

彼が満を持してオープンしたフードコート「Earl’s Court」はおよそ400平方メートルの広大なスペースを木々やビンテージ感あるディテールを用いてデザインした、カジュアルでスタイリッシュな空間だ。金融街の慌ただしさを全く感じさせない、ゆったりとした雰囲気は、まさに「都会のインドアパーク」と呼ぶに相応しい。

ここには、バラエティに富んだ８店舗が入っており、朝食、ランチ、カフェ、ディナーまであらゆるシーンを楽しむ事ができる。アール氏が立ち上げたインターナショナルなサンドイッチチェーン「Earl of Sandwich」を始め、「The Original Soupman」、「Shake Bar」、「Greens」などアメリカで有名なフードチェーンが集結する。

「Earl of Sandwich」には10種類以上のサンドイッチがあり、全て焼きたてのパンが使われている。それらのパンはほんのり甘く、外はサクっと、中はしっとりしていてとても美味しい。お店の看板メニュー「The Original 1762」はパンに自家製ローストしたビーフ、シャープチェダーチーズ、クリーミーなホースラディッシュがはさんであり絶品だ。ブレックファストにはパンにベーコン、卵、チーズをはさんだ「Bacon, Egg ‘N’ Cheddar」が一番人気。

スープ店、「The Original Soupman」には、コーン・チャウダーや低カロリーの「スキニー」スープなどがある。新商品「Mulligatawny」はカレー風味のスープ。たっぷりの野菜とピスタチオなどのナッツが入っているスープは日本人好みのテイストとなっている。

デザートには、「Shake Bar」のスムージーと濃厚なアイスクリームをブレンドしたシェイクを楽しむのも良し。「Billy’s Bakery」のショーウインドウに並ぶ可愛らしいカップケーキからお気に入りの１品を選ぶのも良いだろう。NYの定番Red velvetや季節の素材を使ったケーキなど、どれもおいしそうで迷ってしまう。本格派のイタリアンコーヒーやエスプレッソは「Lavazza」でオーダーできるので、コーヒーだけ頼んでゆったりと休憩することもできる。

午後４時を過ぎるとカーテンが閉じ、キャンドルが灯され、昼間のさわやかな空間からロマンチックなバーと雰囲気が一変する。帰宅前のハッピーアワーはカクテル、ワイン、ビールを半額で楽しむことができる。曜日毎にイベントが行われ、火曜日はトリビアナイト、水曜日はカラオケ、木曜日と金曜日はDJライブが行われる。

テイクアウトやケータリングも行っており天気が良い日はサンドイッチ、ドリンク、クッキーなどがセットになった「BOX LUNCH」をテイクアウトしてサウス･ストリート･シーポートに足を伸ばすのも良いだろう。

営業時間も平日は朝７時から夜の９時までとなっており、好きな時間に立ち寄れ、おいしい食事を手軽に楽しむ事ができる。時間によって様々な表情を見せるフードコートはヘビーユーズ間違いなし！旅行者には嬉しいことにWi-Fiも完備されている。ワールドトレードセンター跡地やウォールストリートに行く際は、ぜひ「Earl’s Court」で足を休めてみてはいかが？