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自分らしく食を楽しむ生活を pecopeco! Deli

この店の一品!

甘さ控えめ洗練フレンチ・トーストVS甘さこってりやみつきフレンチ・トースト

Sarabeth / サラベス
40 Central Park South
New York, N.Y. 10019-1633
Tel: 212-826-5959
Apple-Cinnamon French Toast with Bananas $14.00

Le Monde / ラ・モンド
2885 Broadway New York, NY 10025
Tel: 212-531-3939
Stuffed French Toast $8.75

料理の解説

週末にはちょっと手の込んだブレックファーストを・・・。そんな時に食べたくなるのがフレンチトースト。
フレンチトーストの起源は処々様々ですが、一説には、1660年に刊行された料理本「The Accomplisht Cook」にフレンチトーストの原型にあたる“フレンチ・ブレッド”と称されるレシピが掲載されている、というものがあります。そのレシピとは、スライスしたパンをトーストし、ワイン、砂糖、オレンジジュースを混ぜたものに浸す、というもの。
また、興味深い説の一つに、ニューヨークを起源とするものがあります。1724年、ニューヨークはアルバニー近郊の酒場のオーナー、ジョセフ・フレンチさんが自分の名前をとって“フレンチ・トースト”とした説。
色々な説があるものの、フレンチ・トーストが生まれたその背景には、硬くなってそのままでは食べれなくなってしまった残り物のパンを、何とか工夫して美味しい食べ物として甦らせたい、という思いがあったようです。
今回は、一捻り加えたお店オリジナルのフレンチ・トーストで対決です!

Sarabeth / サラベス:
秘伝レシピのフルーツ・スプレッドで有名なサラベス。ここ、セントラル・パーク・サウス店では、セントラル・パークを眺めながら食事ができる贅沢なシチュエーション。
サラベスのフレンチ・トーストは、パン自体に浸し液はさほど浸み込んでいないため、甘さは控えめ。このままでは少し味気ないようですが、ここはさすがサラベス。添え合わせのアップルソースと食べると、パンのもっちりした感触と煮リンゴのシャリシャリした食感が口の中で相俟ってさわやかな味に変身します。
他のお店のフレンチ・トーストよりお値段は少し高めの設定ですが、店内のラグジュアリーな雰囲気と窓から見えるセントラル・パークも含めると、なるほど納得です。

Le Monde / ラ・モンド:
まるでフランスのカフェを彷彿させるような店内。
土日のブランチメニューにのみ登場するスタッフド・フレンチ・トースト。「フレンチ・トーストの間に他の食材を挟む」。日本ではあまり馴染みがない様ですが、アメリカではさほど珍しい事ではない様です。ここ、ラ・モンドのフレンチ・トーストにスタッフドされているのは、クリームチーズ。浸し液が中まで浸み込んだ厚切りのパンをゴールデン色に焼き、間にクリームチーズを挟んだ何ともリッチテイストな一品です。パン、メープルシロップの甘さと、クリームチーズのほのかな塩味が絶妙なバランス。
舌、お腹、お財布、みんなが喜ぶやみつきフレンチ・トーストです。

比較結果は・・・?

ハラヘリコ:
どっちもお店も週末のブランチデートにはぴったりね!
メープルシロー
サラベスの「甘さ控えめ」っていうのが日本人の口にあいそうだね。
コメローナ
ラ・モンドの甘いのとしょっぱいのが一緒って言うのも気になるわ!