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自分らしく食を楽しむ生活を pecopeco! Deli

うわさの料理食べくらべ!

王道のアメリカンテイスト?VS 新感覚なヘルシーテイスト? カップケーキ対決 vol.17

Sugar Sweet Sunshine
(シュガー・スウィート・サンシャイン)

126 Rivington St.,
New York, NY 10002
Tel: 212-995-1960
www.sugarsweetsunshine.com



Babycakes(ベイビーケークス)
248 Broome St.,
New York, NY 10002
Tel: 212-677-5047
www.babycakesnyc.com

料理の解説

カップケーキと言えば?
アメリカで最もポピュラーなスイーツの一つがカップケーキ。昔からニューヨーカーに愛され続けているカップケーキは、19世紀からアメリカでお母さんが作るおやつとして親しまれてきました。
「”number(数)”ケーキ」と呼ばれたこともあり、1カップのバター、2カップの砂糖、3カップの小麦粉、4カップの卵というように、ケーキより作り方が覚えやすく、簡単に美味しく作る事ができたというのが当初のレシピの1つとされています。
ニューヨークの街中を歩けばベーカリーの中に必ず見つける事ができるこのスイーツ、パステルカラーの色合いと、そのコロンとした見た目の可愛らしさに惹かれて、ついつい買ってしまった経験の持ち主も少なくないのでは??
最近では一口にカップケーキと言っても、健康志向でオーガニックにこだわったものや、ベジタリアン向けのもの、一風変わった味のカップケーキまで種類も様々になっています。今回は、グルメガイドブック「Zagat(ザガット)」が2008年度の一押しにしている「Sugar Sweet Sunshine(シュガー・スウィート・サンシャイン)」と、オーガニックにこだわっている評判の「Babycakes(ベイビーケークス)」の対決です。

Sugar Sweet Sunshine(シュガー・スウィート・サンシャイン):
ローワーイーストサイドはリビングトン通りに位置するお店。
「Zagat」でも一押しの同店は、実はカップケーキの有名店マグノリアベーカリーで修行を積んだ方が経営しています。
一歩店内に入るとポップでお洒落。カップケーキの種類はバラエティ豊かでネーミングもユニーク。見ているだけで思わずニッコリ顔に。スタッフお勧めのトッピングも可愛い「Sunshine(サンシャイン)」をさっそく一口パクリ!
どこか優しさ漂うフワフワのスポンジと、濃厚なバタークリームはこれぞアメリカのお母さんの味?一度食べたら最後、この味が忘れられずに通い詰める人も多いとか。誰しもを虜にするまさに国境を超えた美味しさです。
ゆったりした午後にコーヒーと一緒に頂きたいこの一品、1つ食べれば満足出来るボリュームの割にお値段は各$1.50とお財布にも嬉しい。店内はイートインも可能。

Babycakes(ベイビーケークス):
同じくローワーイーストサイドはブルームストリートに位置する、小さく佇むお店。
同店で驚くのは、全てオーガニックにこだわった素材で作られているカップケーキだというところ。卵もバターも使っていない、乳製品や小麦を一切使用していないものもあり、アレルギーがある方でも安心して食べられるそう。甘味はお砂糖を使わずにサボテンの蜜を使用しているそうです。
今回は一番人気という「Red Velvet(レッド・ベルベット)」を頂くことに。
お値段は$3~と少し高めからの設定ですが、食べて納得。しっとりした赤いスポンジの上に、キャラメルのようなほのかな甘さが広がるアイシング。口の中でこの二つが絶妙にマッチして、絡み合うハーモニーがリッチで絶品。砂糖の甘すぎる感じはちょっと苦手という人でもこれなら美味しく食べられそう。
お持ち帰りにするとキュートな箱に入れてくれるので、お友達へのお土産にもいかが?

text by ayako matsumoto


比較結果は・・・?

喝布 恵子:
どちらも場所が近いから食べ比べするのも楽しいよね!
シュガーフ・リー:
ベイビーケークスの健康に気を使ったスウィーツってのが嬉しいな。
甘井 チヨ子:
シュガースウィートサンシャインの甘いバタークリーム、癖になっちゃうわ。