フレンチの巨匠、ジョエル・ロブション氏が手がけるニューヨークスタイルの創作和食レストラン「KIBO JAPANESE GRILL」

KIBO JAPANESE GRILL

ニューヨークを中心に全米にメキシコ料理、アメリカ料理、シーフード料理のレストランなど22店舗を展開しているビー・アール・ゲスト・ホスピタリティーグループ。この度、同グループの新しい日本食レストラン「KIBO JAPANESE GRILL」がユニオンスクエアの北側、グラマシーにオープンした。レストランに入ると、左手にはメインダイングエリアが広がり、右手にはバーとラウンジエリアがある。ダイニングエリアの席数は119席、バー、ラウンジエリアは30席、そしてメゾニーのラウンジは75席と全体で２００人以上を収容できる大型店。これだけの大型日本食レストランのオープンはニューヨークでは久しぶり。

BR GUEST HOSPITALITY

www.brguesthospitality.com

希望 - Kibou -

まず印象深いのが斬新な内装。モダンな雰囲気の中、日本語の新聞が壁一面に張られていたり、おみくじを境内の木の枝等に結ぶ「結びつけ」の風習をモチーフにして、お客様が紙に書いた「希望」を結びつける演出が取り入れられたりしている。また、ダイニングエリアの一角には炉端風「焼き場」がガラスのブース内に作られている。一般的なブース席とテーブル席の他に、レストランの中心部には12席のコミューナルテーブルが用意されている。そしてダイニングエリアの奥の寿司バーには、幅広のレザーシートが設置されており、隣の人を気にせずゆったりと食事が楽しめる。
フレンチの巨匠、ジョエル・ロブション氏が手がけるニューヨークスタイルの創作和食レストラン「KIBO JAPANESE GRILL」

味 - Aji -

このレストランのコンサルタントを務めるのは、ミシュランの星を多数獲得しているフレンチの巨匠、ジョエル・ロブション氏。日本食愛好家としても知られるロブション氏は、モナコの高級ホテル「ホテル・メトロポール」内に創作和食レストラン「YOSHI」も手がけている。

そのロブション氏のコンセプトの下、メニューを作り上げるのはニューヨークの「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」の立ち上げも行なった須賀洋介氏。海外で活躍する日本人シェフの須賀氏だからこそ、ニューヨーカーを魅了する味をこのレストランが提供できるといっても過言ではないだろう。

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メニューは、前菜、炉端グリルの焼き物、お寿司、麺ものとバラエティー豊富。餃子はジューシーで、七味と生姜のアクセントがきいている。炉端メニューは肉、魚、野菜のオプションがある。醤油ワサビが塗られた手作りポークソーセージには、マスタードシードのプチプチとした食感がたまらないマスタードをたっぷり付けていただく。お寿司はニューヨークの人気寿司店「がりの寿司」での経験を持つリム氏が担当。握り寿司や巻物といったスタンダードメニューに加え、そのお寿司に合ったソースやガーニッシュの組み合わせが特徴の創作寿司「KIBO SUSI」が人気を呼びそうだ。

今ニューヨーカーの間で大人気のラーメンももちろん同レストランでは提供しており、特にランチの人気アイテム。

ラーメンの麺を担当するのはニューヨークで活躍中の麺の達人、小谷修一氏。メニューに並ぶのは鶏団子ラーメン、スモーク・ポーク・ラーメン、スパイシー・シーフード・ラーメンの3種類。

酒 - Sake -

ドリンクメニューには、ワイン、地酒、カクテルをバラエティー豊かに取り揃える。ラウンジでも同じ食事を楽しめるので、焼き物メニューをつまみにラウンジで一杯、というスタイルでも楽しめてしまう。そして、水曜日から土曜日まではDJも入り、のりの良いサウンドと共にお寿司を満喫できるニューヨーカーお気に入りの空間も提供。週末は満席と賑わいを見せている。