Crop to Cup

Crop to Cup (C2C)社では、インドネシアやウガンダの家族経営の農場と契約をし、アメリカでの店舗販売のほか、インターネットを通して世界中に販売を展開している。

C2C社の方針として、契約農家、消費者、小売業者とレストランに対してそれぞれにメリットを提供することとなっている。

まず契約農家に対しては、コーヒー豆を市場平均価格の20%増しで買い取ること、利益の10%を還元、さらにコーヒーが購入されるごとに5%をそのコミュニティーに還元することが約束されている。

消費者に対しては、コーヒー豆の販売をNPOを通して行うことで、購入代金から5%の控除をし、小売業者及びレストランに対しては、教育研修の機会を提供している。

そしてC2Cのウェブサイトからは、どんな人たちがどんな風にこのコーヒーに関わっているか、あなたの飲んでいるコーヒーの情報を知ることができ、栽培農家の家族構成や生活を垣間見ることができる。

現在販売しているコーヒー豆の種類は、Uganda Bugisu, Citizen's Espresso, Mexican Decafの3種類。その他、ギフトバスケットやTシャツ、アートなどの販売もインターネットを通じて行い、栽培農家のコミュニティーの活性化を目指している。

Uganda Bugisuを試してみると、クセがなくて飲みやすく、とってもやさしい味。普段コーヒーにはミルク派の私でも、ブラックで飲めてしまうほど飲みやすい。ウェブサイトを通して、家族で農園を経営する人たちを見ながらこのコーヒーを飲んでいると、一杯のコーヒーを通して、遠く離れたこの家族とつながっているような気がした。

インターネットでの販売や、Chelsea Market, Westside Marketなどで購入が可能。また、このコーヒーが飲めるカフェやレストランも市内に数件あり。
詳しくはwww.croptocup.com

ポップな色使いのパッケージはひときわ目立つ。お土産にも最適！