Adirondack Creamery

ニューヨークの夏の風物詩とも言えるアイスクリーム。大人も子供も大好きなアイスクリームだからこそ、安心・安全なものを食べるようにしたいと思う人も多いはず。アディロンダック・クリーマリーは、オールナチュラルに強くこだわり、フレッシュな素材しか使わない理想のアイスクリームを作っている。

アディロンダック・クリーマリーのオーナー、ポール. N. ナスラーニさんは元中小企業のCFO。幼少時代にペンシルバニアの農家で作って食べたホームメイドアイスクリームの味に感銘を受け、その味を広めたい、という長年の夢を忘れることができず、マンハッタンで独自にアイスクリームを作り、知り合いに配るようになった。その後、ペンシルバニア州立大学のアイスクリーム短期コースで本格的にアイスクリームを学び、さらにアイスクリームショップに足を運んでは店員と話し込み、アイスクリームの製造について研究を重ね、遂にはニューヨーク州シルバーベイに自分の工場も手に入れてしまった。オールナチュラルにこだわり、素材に対して一切妥協を許さず、5年の歳月をかけ、毎日フレッシュな牛乳や卵などの材料を手に入れることのできる8つの農家を見つけ出し、やっとのことで現在のアディロンダック・クリーマリーを完成させたのだ。

全てのフレーバーがオールナチュラルで、ホルモンフリーの牛乳、クリームから作られる。実は大抵のアイスクリームブランドが使っている人工成分、コーンシロップ、ホエープロテイン、安定剤などもここでは一切しない。オールドファッションで独自のレシピを用い、フレッシュなクリーム、牛乳、砂糖、卵などに最良のチョコレート、ナッツ、バニラやフルーツを混ぜて作る。味はとてもクリーミーでリッチ。毎日その日の分のアイスクリームだけ作り、パッキングもアディロンダック・クリーマリーが自分たちで行う。フレッシュさを保つために、販売される地域もニューヨークシティ、ロングアイランド、コネチカット、ニュージャージーなどの工場から約150マイル以内のところに限られている。最良な素材を使った身体に優しくリッチなアイスクリーム、是非ともニューヨークに来た時には味わって頂きたい。

ホワイト・フェイス・ミントチップはペパーミントの風味を程よく感じられ、またダークチョコのアクセントも心地よい。