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ニューヨーク・マンハッタンにイタリアのグルメ食材が大集結!「Eataly/イータリー」

マンハッタン、フラットアイロン地区に登場したイタリアのグルメスポット、「イータリー」。約50000スクエアフィート(1400坪)の広さのこの場所は、もともとニューヨークで有名なイタリアンレストラン「チプリアーニ」があった場所である。イタリア国内(トリノ、ボローニャ、ミラノ、ピネロロ、アスティ)はもちろんのこと、東京にも店舗展開している同店が、アメリカ国内の1店舗目としてニューヨークにもオープンした。

イータリーのコンセプトは、レストランを兼ね備えたスーパーマーケットというだけではなく、職人によって作られた最高級の食材を、消費者に手に届きやすい価格設定で提供するエネルギー溢れる市場。この巨大グルメスポットのオープンは、ニューヨークのイタリア料理界で最も有名な、マリオ・バタリ氏、ジョー・バスティニッチ氏、「イタリア料理会の母」とも呼ばれるジョーの母、リディア・バスティニッチ氏、そしてイータリーの創設者、オスカー・ファリネッチ氏のコラボレーションで実現した。

オープン以来大盛況で、連日大勢の客で賑わうこの店、目的別に体験すればこの巨大グルメスポットを有効活用できること間違いなし!

イタリア料理を食べたい

イータリーの中には、5箇所食事が出来るレストランがある。イタリアン好きならば、どれも試してみたくなってしまう

LA PIAZZA
LA PIAZZA 店内の中心部にある「LA PIAZZA」は、カジュアルにハイテーブルカウンターに立って飲食する。カウンターについたら、ウエイトスタッフがオーダーを取りに来てくれる。ここではサラミ、チーズ、シーフードをワインとさっくり楽しみたい人にはお勧めだ。
IL PESCE
IL PESCE シーフードが食べたい人は、「IL PESCE」へ。マリオ・バタリ氏のもう1つのレストラン、「エスカ」のエグゼクティブシェフ、デイブ・パスターナック氏がオペレーションを仕切る。カウンター席とテーブル席があるので、その時の気分と目的で使い分けることも可能だ。その日に入荷した新鮮な魚介類を使った、日替わりのスペシャルシーフードメニューがボードに書いてあるので要チェック。
MANZO
MANZO マーケット内で最もエレガントなレストランは、肉料理が中心の「MANZO」。イタリアのピアモンテ牛肉が味わえる。前菜、パスタ、メインコース、プレートデザートとフルコースが用意されている。このレストランのみ予約が出来るので、旅行中の限られた日程の場合は、是非活用したい。
LE VERDURE
LE VERDURE ニューヨークでも珍しい、ベジタリアンレストラン「LE VERDURE」。旬の野菜を使ったその日のスペシャルメニューが黒板に手書きで書いてあるので、要チェック。スープ、ブルスケッタ、そして温野菜、冷野菜の料理とバラエティー豊富なメニューを揃える。予約は取らないので、リストに名前を書いて、順番に席に付く。カウンター席とテーブル席あり。
LA PIZZA & LA PASTA
LA PIZZA & LA PASTA 手軽なイタリアンといえば、なんといってもピザとパスタ。「LA PIZZA & LA PASTA」はドライパスタと新鮮な生パスタ、さらにナポリから直輸入した「Rossopomodoro」ピザが味わえる。ナポリからピザ職人が来て、本場の味を提供している。カウンター席とテーブル席あり。

イタリア食材を買いたい!!

「Market」のセクションには、所狭しと食材が並べられており、なかでも陳列棚約6列にも及ぶバスタセクションには圧倒される。厳選された100種類にも及ぶオリーブオイル、熟成された高級バルサミコ酢。これらの品揃えはどのお店にも負けないといっても過言ではない。

「Pasta Fresca」では、生パスタを販売。すでにパック詰めされているものもあれば、同じものを計りもしてくれるので、自分の必要な分だけを購入することもできる。

冷蔵セクションでは、チーズ、ハム、サラミ、生ハムなどを小分けしたパッケージ販売も行われている。ちょっとしたバーティーなどに、気軽にこだわったコールドカットやチーズをいただけるのは嬉しい。

「Verdure」では、新鮮な野菜や果物が販売されている。トリュフなどの高級食材も陳列棚に大切におかれ、見ているだけでも楽しい。このセクションにはなんと野菜のヘタや皮などを取ってくれる「野菜ブッチャーサービス」があり、各野菜の美味しい食べ方も教えてくれる。

イタリア料理を学びたい

イータリーの中には、なんとイタリア料理学校「La Scuola di Eataly」がある。校長先生を務めるのはオーナーの1人、リディア・バスティニッチ氏。24人まで収容できるキッチン付きの個室があり、そこで料理教室が開かれる。有名シェフが説明と共に調理するクッキングデモンストレーションを行ったり、イタリア食材メーカーが講師となり、手塩にかけて作り出した食材を説明する講義も開催される。イタリアンワインの講義では、料理とのペアリングもあり食事にあったワインの楽しみ方も体験できる。現在開講されているクラスは、1回ずつの受講が可能。少数人数で内容も濃いため、料理やワインに強い関心を持った参加者が集まる。クラスのスケジュールはウェブサイトで確認でき、参加希望の場合は電話予約が必要となる。

http://www.newyork.eataly.it/index.php/la-scuola

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取材協力
James Beard
Eataly
200 5th Avenue,
New York, NY 10010
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とてもキュートなショッピングカート。
行き場所に迷ったら看板をチェック!
インフォメーションデスクまで常設。
キッチン用品も揃えています。
Pasta Frescaにはバラエティー豊富な生パスタが!